(1/3)大晦日、ベランダに閉じ込められた話

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人生でこんなことあるのか?ってくらい漫画みたいなことやらかしてしまった。皆んなには明日は我が身と思って是非読んでほしい。

 

 

 

12/31、気持ちよく新年を迎えるべく私たちは家の大掃除をしていた。その日はいつもより日射しがあり珍しく暖かい日だった。大掃除は、いつも掃除ないようなところをしようと汚れてもいい服を着て髪を適当にまとめる。

 

そういえば、ベランダ汚れていたなぁ。

 

バケツ、使い古したバススポンジ、ブラシ、掃除道具を持ってベランダへ。大晦日なのに日差しがあったかくてうっすらと汗が出るほどだった。

 

地味に広いベランダは一人で掃除するにはちょっと大変で、思っていたよりも時間がかかりそうだ。私はパートナーにコーヒーを淹れてと頼んでいたが、やっぱり手伝ってと呼び戻した。シャッター汚れてるね、なかなか落ちないねって2人で指先を冷たくしながら掃除した。やっと終わったー、早くコーヒー飲もうよーといった時、ハッとした。

 

 

 

このシャッター外から開かないやつだ…

 

 

家の中には誰もいない
玄関の鍵は閉めている

 

 

 

やばいやばいやばいやばいやばさがやばい。

 

 

 

つづく

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