Baby Driver あらすじ/ネタバレ/感想

あらすじ

主人公BABYはいつも音楽を聴いている。映画の冒頭では会話はほぼなく、音楽と映像のみで進んでいく。軽快な音楽と車のスピード感で展開が早いため早々にひきこまれた。悪の組織に利用されている敏腕ドライバーのBABYは悪の組織から逃げ切れるのか?

キャスト

・ベイビー - アンセル・エルゴート(下川涼): 天才的なドライビングセンスを持つ逃がし屋。過去の事故により酷い耳鳴りに苦しめられており、それをかき消すために常に音楽をイヤホンで聞いている。また必要なこと以外は言葉を発しようとしない。録音した他人の声をサンプリングしてオリジナルの曲を作ることが趣味。
・デボラ - リリー・ジェームズ(竹内恵美子): ウェイトレスとして働く女性。ベイビーと惹かれあっていく。
・ドク - ケヴィン・スペイシー(石塚運昇): 銀行強盗チームを率いる元締め。裏社会の大物。過去の出来事がきっかけでベイビーに半ば強引に仕事をさせている。
・バディ - ジョン・ハム(東地宏樹): 強盗チームの一員。長身で落ち着いたインテリ風の男。
・ダーリン - エイザ・ゴンザレス(きそひろこ): 銀行強盗チームの一員。バディの恋人で、セクシーなメキシコ人女性。
・バッツ - ジェイミー・フォックス(江藤博樹): 銀行強盗チームの一員。気に入らない人間はすぐに殺害する凶暴な男。
・グリフ - ジョン・バーンサル(坂詰貴之): 銀行強盗チームの一員。粗暴な男。

ネタバレ

凄腕ドライバーのBABY。彼は過去の事故が原因で耳を患っており、耳鳴りを防ぐためいつも音楽を聴いている。自分で音楽をMIXする趣味もある。

以前車泥棒をしていたBABYは過ってボスの車を窃盗。そこには大金が積まれており、ボスは大損害を負ってしまう。その損害分は借金として完済までという約束で強盗をした犯人を逃がすためのドライバー(通称:逃し屋)をしていた。

仕事を成功させ、無事に借金完済するも、ボスはBABYの運転技術に惚れ込んでおり手放すのは惜しい。「やるか?」の問いに対して、BABYは大切な人を守るため「YES」以外の返事はできなかった。結局ピザの配達からまた犯罪者を逃がす逃し屋(ドライバー)に舞い戻ってしまったのだ。

この仕事をもうしたくないBABYは、計画外の行動をとり、警察に追われる身となる。あの手この手でなんとか逃げ切るも、もう少しで国境を超える!という一歩手前で警察に捕まってしまう。しかし、大切な人を守るためにしたこと、元々心優しい少年のBABYは周りの人からの証言で無事仮釈放となり、そこにヒロインが迎えに来てハッピーエンド。

感想

ある程度予想がつく展開で大どんでん返しがあるわけではありませんが、運転技術と音楽のスピード感に魅せられる映画です。ハッピーになりたいに時気軽に見られる映画。なんせBABYが不愛想で無口でかわいい。家族や恋人の前でだけ見せる笑顔に胸キュンです。家の中で音楽に合わせて踊ったり、リズミカルに街中を歩いたりしているシーンがとても好きです。コーヒーを4つ持って颯爽と歩くBABY、コーヒーの蓋に書かれた「BABY」の文字さえも可愛い。もう重症ですね。乱暴なことは嫌い!という女の子にもおすすめなキュートなアクション映画でした。


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